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第14回統合認証シンポジウム
組織内の情報システムを円滑に利活用するためには、利用者情報を統合する認証基盤の構築が欠かせません。認証基盤を拡張したシングルサインオン技術が成熟するとともに、大学間認証連携「学認」に260以上の組織が参加し、190万人以上のIDが連携するようになりました。これらにより、利用者の利便性の向上と管理コストの削減だけでなく、大学間連携、地域連携、さらに大学を超えた共同研究の可能性が拡大しています。
佐賀大学では、2000年より認証情報の統合を進めてきました。その成果を踏まえて、2007年度より統合認証に関するシンポジウムを開催し、これまで、全国から多数の参加者に来て頂いています。 2019度は、新型コロナウィルスの影響で中止となりましたが、2020年度に引き続き2021年度も、シンポジウムをオンラインで開催することとしました。
新型コロナウィルスの影響で、教育・研究に関わる多くの活動をオンラインで行う必要が生じています。オンライン授業の実施には、学生と教員のID管理が不可欠となります。組織内でのID管理の仕組みの重要性が改めて注目されました。また、クラウドサービスの活用が大規模に進みました。教育におけるクラウド利用と認証連携について、改めて考える必要が出てきました。
さらに、研究活動においても、研究室セミナーから、学会・研究会などの研究集会がオンライン開催となりました。研究情報の交換方法についても、新しい方法が必要となっています。
教育・研究活動がオンライン化へと大きく移っていく上で、広い意味でのセキュリティ確保が重要となります。学生と教職員が様々なデバイスを利用して、オンラインでの教育研究を行うことになります。接続してくるところは、組織内だけでなく、自宅、更には移動中の場所からかもしれません。デバイスの安全、接続先の安全確保が必要です。また、接続先の安全確認も重要となっています。
今回のシンポジウムは、認証や認証連携が鍵となりますが、広く教育・研究のオンライン化に資するものとなると期待しています。
認証システムとその活用による大学情報システムに関心のある研究者、大学職員、学生、更に情報システムベンダーの方々の参加を期待しています。
更新日:2022-03-11
日時 | 2022年3月10日(木)13時30分~(予定)
参加受付ページ申し込み終了しました。多数のお申し込みありがとうございました。 |
場所 | オンライン開催(Webex 使用)
接続情報は、オンライン申込後自動送付されるメール「第14回統合認証シンポジウム参加登録受付完了のお知らせ」をご参照ください。 |
対象 | 統合認証に関心を持つ研究者、技術者、情報システム担当者、学生 |
主催 | 佐賀大学総合情報基盤センター |
講師・講演タイトル
佐藤周行氏(東京大学)
「次世代学認サービスメニュー:全体像とロードマップ」
西村 健氏・坂根栄作氏(国立情報学研究所)
「次世代学認サービスメニュー:認証プロキシOrthrosとグループ機能 mAP Core」
加藤大弥氏(慶應義塾大学)
「研究科単位での学内サービスのID 統一化に向けた IdP の導入および運用についての検討」
中田寿穂氏(日本マイクロソフト)
「マテリアルDX プラットフォームにおける eKYC」
富士榮尚寛氏(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)
「デジタルアイデンティティ関連技術Update」
江藤博文氏(佐賀大学)
「統合認証システムのリプレイス」
プログラム(敬称略)
13:30-13:40 開会挨拶
13:40-14:20 「次世代学認サービスメニュー:全体像とロードマップ」
佐藤周行(東京大学情報基盤センター)
14:20-15:00 「次世代学認サービスメニュー:認証プロキシOrthrosとグループ機能 mAP Core」
西村健・坂根栄作(国立情報学研究所)
15:00-15:40 「研究科単位での学内サービスのID 統一化に向けた IdP の導入および運用についての検討」
加藤大弥(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
15:40-16:00 休憩
16:00-16:40 「マテリアルDX プラットフォームにおける eKYC」
中田寿穂(日本マイクロソフト株式会社)
16:40-17:20 「デジタルアイデンティティ関連技術Update」
富士榮尚寛(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)
17:20-17:40 「統合認証システムのリプレイス」
江藤 博文(佐賀大学総合情報基盤センター)
17:40-17:50 閉会挨拶
17:50-19:00 意見交換など