センター概要

第10回統合認証シンポジウム

2022.03.02

組織内の情報システムを円滑に利活用するためには、利用者情報を統合する認証基盤の構築が欠かせません。認証基盤を拡張したシングルサインオン技術が成熟するとともに、大学間認証連携「学認」に約190の組織が参加し、約130万人のIDが連携するようになりました。これらにより、利用者の利便性の向上と管理コストの削減だけでなく、大学間連携、地域連携の可能性が拡大しています。

 

佐賀大学では、2000年より認証情報の統合を進めてきました。その成果を踏まえて、2007年度より統合認証に関するシンポジウムを開催し、これまで、それぞれ全国から多数の参加者に来て頂いています。 本年度も、同様にシンポジウムを企画いたしました。

 

今回のシンポジウムは、これまでと少し違う観点で企画をしました。学認の状況や認証を活用したサービスの話題を扱うとともに、クラウド事業者側からの観点、システム構築技術からの観点からの講演もお願いしています。また、昨今のセキュリティ事案の多発に鑑み、SINETセキュリティの状況についての講演もお願いしています。

 

認証システムとその活用による大学情報システムに関心のある研究者、大学職員、学生、更に情報システムベンダーの方々の参加を期待しています。

 

更新日:2022-02-10

日時

2017228日(火)
参加受付は1300分〜1330
講演は1330分〜1730

参加受付ページ申し込み終了しました。多数のお申し込みありがとうございました。

現在の参加人数:68

場所 佐賀大学教養教育大講義室
(所在地)〒840-8502 佐賀県佐賀市本庄町本庄1番地 (本庄キャンパス)
[佐賀大学へのアクセス]
[東京からは、有明佐賀空港への航空便が便利です。]
→県外からのアクセス情報:(社)佐賀県観光連盟の「あそぼーさが」
対象 統合認証に関心を持つ研究者、技術者、情報システム担当者、学生
主催 佐賀大学総合情報基盤センター
協賛
株式会社佐賀IDC
(SINET接続ができるデータセンター)
情報交換会 会費3000
開催地:〒840-8502 佐賀県佐賀市本庄町本庄1番地 大学会館1F食堂(大学生協)
会場を出て左にメインストリート上を歩くとすぐ到着です。
18-20時の開催を予定しています。時間延長できませんのでシンポジウム終了後速やかに移動をお願いします。

講師および演題(順不同)

下川俊彦氏(九州産業大学)
「九州産業大学教育研究システムの認証システム」

 

高倉弘喜氏(国立情報学研究所)
「UPKI電子証明書を活用したサイバー攻撃情報共有」

 

中田寿穂氏(マイクロソフト)
「クラウド時代のサイバーセキュリティ対策最前線」

 

中村素典氏(国立情報学研究所)
「学術認証フェデレーション「学認」における最近のSP事情」

 

富士榮尚寛氏(CTC伊藤忠テクノソリューションズ)
「エンタープライズにおける ID 管理/認証システムのトレンド」

プログラム(敬称略)

13:30-13:40 あいさつ
        佐賀大学 工学系研究科 只木 進一

 

13:40-14:20 学術認証フェデレーション「学認」における最近のSP事情

        講師 中村 素典(国立情報学研究所)

 

14:20-15:00    九州産業大学教育研究システムの認証システム
        講師 下川 俊彦(九州産業大学)

 

15:00-15:40 エンタープライズにおけるID管理/認証システムのトレンド
        講師 富士榮 尚寛(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)

 

15:40-16:00    休 憩

 

16:00-16:40    クラウド時代のサイバーセキュリティ対策最前線
                       講師 中田 寿穂(日本マイクロソフト株式会社)

 

16:40-17:20 UPKI電子証明書を活用したサイバー攻撃情報共有
        講師 高倉 弘喜(国立情報学研究所)