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第2回統合認証シンポジウム
大学において、コンピュータとネットワークは、教育、研究、診療、大学運営 を行うための不可欠な要素、つまり基盤となっています。大学で運用される 様々な共通的情報システムの連携の基盤となるのが、利用者情報の統合です。
利用者情報の統合の動きは、2000年ごろから始まりました。Windows 系の利用者 端末とメールサービスなどのUNIX系のサービスを繋ぐのが第一歩であったと 思います。現在では、端末認証やシステム認証にとどまらず、Web アプリケーション の認証を統合的に提供するようになっています。さらに、入退室管理や PKI と連動して、ICカードの導入、さらにシングルサインオンサービスへと 応用範囲を広げています。
このように、統合認証の必要性及び有用性にも係わらず、様々な困難により導 入できない組織があるのも事実です。その中で、統合認証システムを維持する ためには、技術的側面だけでなく、制度的・組織的対応が必要であるとの認識 も共有されつつあります。
本シンポジウムは、統合認証を支える技術、制度、組織などについて、その重 要性と困難さを踏まえて、情報交換をするとともに、今後の推進に寄与するこ とを目的として2007年度に開催したシンポジウム の第二回目です。
また、本年は佐賀大学に情報処理センターが学内措置で 誕生してから20年になります。本シンポジウムは、この 20周年記念事業の 一つでもあります。
日時 |
平成20年12月19日 (金曜日) 13時半から17時半 参加受付ページ申し込み終了しました。多数のお申し込みありがとうございました。 |
場所 | 佐賀大学理工学部大学院棟101号室 (無線LANが使えます: opengate使用) 佐賀県佐賀市本庄町1番地 (本庄キャンパス) [佐賀大学へのアクセス] [東京、大阪からは、 有明佐賀空港への航空便が便利です。] |
対象 |
統合認証に関心を持つ研究者、技術者、情報システム担当者、学生 |
主催 |
佐賀大学総合情報基盤センター |
プログラム
あいさつ
西河貞捷(佐賀大学CIO)
あいさつ
只木進一(佐賀大学)
キャンパス共通認証認可システムの構築とアプリケーションの発展
飯田勝吉(東京工業大学)
名古屋工業大学における統一データベースとICカードによるID管理
齋藤彰一、松尾啓志(名古屋工業大学)
UPKIプロジェクトと大学間認証認可連携について
片岡俊幸(国立情報学研究所)
佐賀大学の統合認証システムの現状と課題
江藤博文(佐賀大学)
18時より、懇親会も予定しております。是非ご参加ください。
※(参加登録の際の注意)統合認証シンポジウムと創立20周年記念シンポジウムの参加登録は別々になっています。創立20周年記念シンポジウムのご案内ページにも参加登録へのリンクがありますので2つのシンポジウムに参加される方は両方に登録してください。
参加受付ページ申し込み終了しました。多数のお申し込みありがとうございました。