センター概要

第2回統合認証シンポジウム

2022.03.01

大学において、コンピュータとネットワークは、教育、研究、診療、大学運営 を行うための不可欠な要素、つまり基盤となっています。大学で運用される 様々な共通的情報システムの連携の基盤となるのが、利用者情報の統合です。

 

利用者情報の統合の動きは、2000年ごろから始まりました。Windows 系の利用者 端末とメールサービスなどのUNIX系のサービスを繋ぐのが第一歩であったと 思います。現在では、端末認証やシステム認証にとどまらず、Web アプリケーション の認証を統合的に提供するようになっています。さらに、入退室管理や PKI と連動して、ICカードの導入、さらにシングルサインオンサービスへと 応用範囲を広げています。

 

このように、統合認証の必要性及び有用性にも係わらず、様々な困難により導 入できない組織があるのも事実です。その中で、統合認証システムを維持する ためには、技術的側面だけでなく、制度的・組織的対応が必要であるとの認識 も共有されつつあります。

 

本シンポジウムは、統合認証を支える技術、制度、組織などについて、その重 要性と困難さを踏まえて、情報交換をするとともに、今後の推進に寄与するこ とを目的として2007年度に開催したシンポジウム の第二回目です。

 

また、本年は佐賀大学に情報処理センターが学内措置で 誕生してから20年になります。本シンポジウムは、この 20周年記念事業の 一つでもあります。

 

日時

平成20年12月19日 (金曜日) 13時半から17時半

参加受付ページ申し込み終了しました。多数のお申し込みありがとうございました。

場所 佐賀大学理工学部大学院棟101号室 (無線LANが使えます: opengate使用)
佐賀県佐賀市本庄町1番地 (本庄キャンパス) [佐賀大学へのアクセス] [東京、大阪からは、 有明佐賀空港への航空便が便利です。]
対象

統合認証に関心を持つ研究者、技術者、情報システム担当者、学生

主催

佐賀大学総合情報基盤センター

プログラム

あいさつ
西河貞捷(佐賀大学CIO)

 

あいさつ
只木進一(佐賀大学)

 

キャンパス共通認証認可システムの構築とアプリケーションの発展
飯田勝吉(東京工業大学)

 

名古屋工業大学における統一データベースとICカードによるID管理
齋藤彰一、松尾啓志(名古屋工業大学)

 

UPKIプロジェクトと大学間認証認可連携について
片岡俊幸(国立情報学研究所)

 

佐賀大学の統合認証システムの現状と課題
江藤博文(佐賀大学)

 

18時より、懇親会も予定しております。是非ご参加ください。

 

※(参加登録の際の注意)統合認証シンポジウムと創立20周年記念シンポジウムの参加登録は別々になっています。創立20周年記念シンポジウムのご案内ページにも参加登録へのリンクがありますので2つのシンポジウムに参加される方は両方に登録してください。

 

参加受付ページ申し込み終了しました。多数のお申し込みありがとうございました。