センター概要

第15回統合認証シンポジウム

2023.02.28
組織内の情報システムを円滑に利活用するためには、利用者情報を統合する認証基盤の構築が欠かせません。
認証基盤を拡張したシングルサインオン技術が成熟するとともに、大学間認証連携「学認」に約280の組織が参加し、100万人分を超えるIDが連携するようになりました。これらにより、利用者の利便性の向上と管理コストの削減だけでなく、大学間連携、地域連携の可能性が拡大しています。
 
佐賀大学では、2000年より認証情報の統合を進めてきました。
その成果を踏まえて、2007年度より統合認証に関するシンポジウムを開催し、これまで、それぞれ全国から多数の参加者に来て頂いています。本年度も、同様にシンポジウムを企画いたしました。
 
シングルサインオンの普及により、一つのユーザIDで複数のサービスをシームレスに利用できるようになるということは、それを不正に取得されると被害が大きいと意味になります。
IDとパスワードによる認証は、既に限界にきているようです。セキュリティを強化すべきサービスでは多要素認証などが必要になります。今回のシンポジウムの切り口の一つは、強い認証と、パスワードレス認証です。
 
認証システムとその活用による大学情報システムに関心のある研究者、大学職員、学生、更に情報システムベンダーの方々の参加を期待しています。
 
日時

2023年3月14日(火)14:00~18:00

参加受け付け終了いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました。

場所
佐賀大学総合情報基盤センター・演習室およびオンラインWebex 使用
 

接続情報は、オンライン申込後自動送付されるメール【第15回統合認証シンポジウム参加登録受付完了のお知らせ】をご参照ください。

 

佐賀大学へのアクセス

総合情報基盤センター地図

対象 統合認証に関心を持つ研究者、技術者、情報システム担当者、学生

主催

佐賀大学総合情報基盤センター 

協賛

 

株式会社佐賀IDC(SINET接続ができるデータセンター)

 

講演プログラム(敬称略)

14:00-14:10   開会挨拶
          堀 良彰(佐賀大学総合情報基盤センター)

 

14:10-14:50 「新学認のフレームワーク:実証の道筋」

       佐藤 周行(東京大学情報基盤センター)【現地講演】

 

14:50-15:30 「新学認におけるNIIの取り組み:Orthros × mAP Core(仮)」

       西村 健(国立情報学研究所)【現地講演】

 

15:30-16:10 「FIDO認証・パスキーの概要と導入方法外観(仮)」
       小岩井 航介(KDDI株式会社 / FIDOアライアンス FIDO Japan WG メンバー)【現地講演】

 

16:10-16:30  休憩

 

16:30-17:10 「教育機関における学修歴証明のデジタル化とTrusted Web推進協議会の取り組み」

       富士榮 尚寛(伊藤忠テクノソリューションズ) 【オンライン講演】

 

17:10-17:50 「Generative AI にみる今後の可能性について ~大学の情報環境を例にして~」

       中田 寿穂(日本マイクロソフト株式会社) 【現地講演】

 

17:50-18:00 閉会挨拶

 

18:00-19:00 意見交換など