FreeBSD6.1以降でのIPFW設定
FeeBSD6.1からIPFWがIPv6に対応したため、OpengateのIPFWルールも影響を受けます。利用の環境に合わせて以下の設定変更をしてください。これは速報です。テストは終わっていませんので、不具合があるかも知れません。
- FreeBSD6.0以前のOS⇒インストールメモの通りで結構です。
- FreeBSD6.1以降のOS
- IPv6が無効⇒インストールメモの通りで結構です。
- IPv6が有効
- IPFWとIP6FWとを共存させて制御したい場合(こちらの方が従来との互換性は高いです)⇒インストールメモから、以下のように変更してください。
- Opengateアーカイブ中のrc.firewallについて、先頭ルールの「divert ip」を「divert ip4」と変更する。これは、IPv6パケットはNAT変換を無視するためである。
- 同じく、rc.firewallのルールとして「allow ip6 from any to any」を追加する。これは、IPv6パケットはIPFWを通過させIP6FWの制御に任せるようにするためである。
- 上記のように、IPFWとIP6FWのいずれかでdenyにマッチすると拒否されるので、denyの設定を行う時は注意が必要である。
- IPFW単独で制御したい場合(こちらの方がより簡素化されます)⇒インストールメモから、以下のように変更してください。
- Opengateアーカイブ中のrc.firewallについて、先頭ルールの「divert ip」を「divert ip4」と変更する。これは、IPv6についてはNAT変換を無視するためである。
- rc.firewall6中の必要なルールをrc.firewallにマージする。
- opengatesrv.conf中の<Ip6fwPath>/sbin/ip6fw</Ip6fwPath>を、<Ip6fwPath>/sbin/ipfw</Ip6fwPath>と変更する。